驚天動地!石垣市長選、ありえないことが現実に!
尖閣諸島を行政区域に有する石垣島。安全保障上も重要な島。現在、石垣市は、市長選の真っ最中ですが、ありえないことが……。
現職の中山市長に対抗し、与党会派であった砥板市議が出馬!
先日、尖閣諸島海域の海水調査を行なった中山市長が継続して市長をめざしていますが、なんと対抗馬は、市長を支えてきた与党会派であった砥板市議。
新しい市庁舎を巡って市長のやり方に反発して自らも市長選に立候補。しかし、勝つためには単独では勝てないことから、共産党を含む野党会派と手を結んだのです。当然そこには、石垣島に配備される自衛隊にどう対応するのかも条件となり、以下の協定を結んでしまったのです。
我が目を疑う、左派との協定内容(八重山毎日新聞より)
1、石垣島に住民合意のない自衛隊配備について明確に反対する
2、石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票を早急に実施し、その結果を尊重する。
3、石垣市の行政区域での日米共同訓練等について反対する
4、玉城県政の政策基調連携を基本とし、米海兵隊普天間基地辺野古移設に強硬に反対する
砥板氏といえば、これまで自衛隊配備に積極的に賛同し、是非を問う住民投票なども率先して反対し、潰してきた人。尖閣・安全保障問題に詳しい保守派の論客。それが、選挙に勝つためにこれまでの主張と全く真逆の主張に転向して自衛隊配備反対、辺野古移設反対の左派勢力と手を組んだのです。
防衛協会は砥板氏を除名!
砥板氏は石垣市の八重山防衛協会の事務局長を務めていました。去る9日、防衛協会は臨時の理事会を開催し、会の主旨(会則)に反するとし、また、理事会開催以前に退会の意向が伝えられたので、事務引き継ぎの際、会計帳簿や領収書などの証拠書類、銀行通帳も紛失したとして明らかにせず、使途不明金があったことから、除名処分にしました。防衛協会の三木会長は「理由不明な多額の出金があり、面談を申し入れても折り返しがなく、不誠実な態度は遺憾」と語ったという。
石垣市議会の平良議長は、ある会合で「こんないい加減な金銭感覚、非常識な人に市政を任すことはできない。改めて、中山市長に断固勝ってもらわなければならない」と語気を強めたという。